2012年7月20日金曜日

「CADスタイル」パネル

今回は、CADスタイルパネルを紹介します。CADスタイルパネルは、寸法線の端末記号や線の幅/長さなどを設定する機能を持ったパネルでです


  1. 一般設定|カラー選択ドロップダウン(プルダウン)メニュー
  2. このメニューは、寸法線のカラーを選択するメニューです。
  3. 一般設定|「アップデート」ボタン
  4. ライブアップデート機能が有効な状態で作成された寸法線等を、オブジェクトの移動・変形にあわせてアップデートするボタンです。 
  5. 端末記号|端末記号選択アイコン
  6. アイコンをクリックすることで、端末記号の種類を選択することが可能です。 
  7. 端末記号|線幅
  8. 寸法を作成した際の、端末記号部の線幅を調整するフィールです。

2012年5月10日木曜日

「CADtools 7J」 と 「Illustrator CS6」 の互換性に関して

CADtools 7Jは、Illustrator CS6では動作いたしません。開発元であるHot Door社は、Illustrator CS6で動作する、新しいCADtoolsを開発中です。発売日等、スケジュールが決まり次第、お知らせいたしますので、今しばらくお待ち下さい。

2012年4月3日火曜日

Tips & Support

今回は、パネルの解説を一旦お休みして、CADtoolsの使い方のヒントを1つご紹介いたします。

CADtoolsは、選択したオブジェクトの面積を「CADトラッカー」パネルに表示できますが、「CADラベル」ツールを使用すれば、オブジェクトの面積を表記することができます。

まず、「CADラベル」パネルの「ラベル形式:」ドロップダウン(プルダウン)メニューから形状情報を選択し、「面積」チェックボックスをチェックします(長さ/周囲長、幅、高さ、座標も表記可能)。これで準備は完了です。

この状態で、「CADラベル」ツールでオブジェクトを選択し、クリック&ドラッグでラベルを作成すると、ラベルには選択したオブジェクトの面積が表示されます。勿論、縮尺を設定していた場合は、それに応じた面積で作成されます





2012年4月2日月曜日

「CADショートカット」パネル

今回は、CADショートカットパネルを紹介します。CAショートカットパネルは、各パネルの単位や精度を一括で変更したり、設定をプリセットとして保存・編集する機能を持ったパネルでです。


  1. プリセット|「呼出」ボタン
  2. 保存したプリセットを呼出すボタンです。
  3. プリセット|「保存」ボタン
  4. 現在のパネルの設定をプリセットとして保存するボタンです。 
  5. プリセット|「編集」ボタン
  6. 保存してあるプリセットを編集・削除するボタンです 。 
  7. インターフェース設定|「単位:」ドロップダウン(プルダウン)メニューと「設定」ボタン
  8. メニューから単位を選択し、「設定」ボタンを押すことで、全てのパネルの単位が一括で変更されます。

2012年3月30日金曜日

「CADラベル」パネル

今回は、CADラベルパネルを紹介します。CADラベルパネルは、ラベルのアピアランス(外観)等を設定するパネルです。




  1. 引出線のアピアランス(外観)選択アイコン
  2. アイコンをクリックすることで、引き出し線の種類を選択することが可能です。 
  3. 導線:|フィールド
  4. 平行線を含む引き出し線を選択した場合に、平行線部分の長さを数値(pt)で指定します。 
  5. 注記囲のアピアランス(外観)選択アイコ
  6. アイコンをクリックすることで、注記囲の種類を選択することが可能です。 
  7. 注記囲:|スライダー
  8. スライドして注記囲の大きさを調整することが可能です 。

2012年3月29日木曜日

「CAD等角投影設定」パネル

今回は、CAD等角投影設定パネルを紹介します。CAD等角投影設定パネルは、平面のアートワークを投影するパネルで、等角投影(アイソメトリック)だけでなく、二等角投影(ダイメトリック)、不等角投影(トリメトリック)の設定も可能です。


  1. 立体アイコン
  2. 平面のアートワーク(上面、正面、側面)を予め作成し、対応する面をクリックすることで、アートワークを投影することができます。また、「立方体」アイコンをドラッグすることで、ビューの変更も可能です。
  3. 「展開」ボタン
  4. 投影したアートワークを、一旦平面のアートワークに戻すボタンです。 
  5. 「解除」ボタン
  6. 選択したアートワーク(投影済)と「CAD等角投影設定」パネルの内部的なリンクを解除するボタンです。解除後は、「展開」ボタン等の機能は使用できません。 
  7. 「自動解除」チェックボックス
  8. アートワークと「CAD等角投影設定」パネルの内部的なリンクを、予め解除するためのチェックボックスです。

2012年3月28日水曜日

Tips & Support

今回は、パネルの解説を一旦お休みして、CADtoolsの使い方のヒントを1つご紹介いたします。

CADtoolsを導入して、ドラッグ&ドロップで寸法線を引けるのは良いけれど、オブジェクトから寸法線までの距離を数値で指定したいと思ったことはありませんか?意外にも、目分量やガイドを基に作成されている方が多いようです。そこで、数値で指定した距離に寸法線を作成する方法をご紹介いたします。

まず、「CADスタイル」パネルを表示します。そこに「スナップ」というフィールドがありますが、ここで数値(単位はpt)を指定し、「Shift」キーを押しながら、寸法線を作成してみてください。

すると、「スナップ」フィールドで指定した数値で、寸法線がスナップすることが確認できます。これで、オブジェクトから等しい距離に寸法線を簡単に作成できます。





2012年3月26日月曜日

「CADガイド」パネル

今回は、CADガイドパネルを紹介します。CADガイドパネルは、CADtoolsの定規やグリッドなどの設定を行うパネルです。

  1. グリッドを表示」チェックボックス
  2. このチェックボックスは、グリッドの表示を有効にするチェックボックスです。
  3. 定規を表示」チェックボックス

         このチェックボックスは、定規の表示を有効にするチェックボックスです。

  4. グリッド|「表示線:」ドロップダウン(プルダウン)メニュー
  5. このメニューは、グリットラインを「平面」、「等角投影」から選択するメニューです。 
  6. グリッド|カラー選択ドロップダウン(プルダウン)メニュー
  7. このメニューは、グリッドラインのカラーを選択するメニューです。 
  8. グリッド|「グリッドにスナップ」チェックボックス
  9. このチェックボックスは、グリッドに対するオブジェクトのスナップを有効にするチェックボックスです。 
  10. グリッド|「有効範囲:」フィールド
  11. このフィールドは、スナップの有効範囲をpt(ポイント)で指定するフィールドです。 

2012年3月22日木曜日

「CAD書類設定」パネル

CADtoolsには、9つのパレットがあります。その中からはじめにCAD書類設定パネルを紹介します。CAD書類設定パレットは、作図を行う前に、縮尺や単位、精度などの基本的な設定を行うパネルです。
  1. 一般設定|「表示形式:」ドロップダウン(プルダウン)メニュー
  2. このメニューは、数値を3桁で区切った場合に、記号を「,」(カンマ)にするか「.」(ピリオド)にするかを選択するメニューです。
  3. 一般設定|「3桁区切りを使う」チェックボックス
  4. このチェックボックスは、数値の3桁区切りを有効にするチェックボックスです。
  5. 一般設定|「ディメンジョンレイヤー作成/使用」チェックボックス
  6. このチェックボックスは、ディメンジョンレイヤーの作成/使用を有効にするチェックボックスです。
    *ディメンジョンレイヤーとは、寸法線やラベルなどを配置するための「CADtools」独自のレイヤーです。
  7. 一般設定エリア|「ライブディメンジョン作成」チェックボックス
  8. このチェックボックスは、ライブディメンジョンを有効にするチェックボックスです。
    *ライブディメンジョンとは、オブジェクトに対し寸法線やラベルを関連付ける機能で、オブジェクトを移動、拡大/縮小した場合でも、「CADスタイル」パネルの「アップデート」ボタンを使用することで、移動、拡大/縮小後のオブジェクトに対して、寸法線やラベルをフィットさせることができます。従って、新たに寸法線を引き直したり、ラベルを作成・移動する必要はありません。

2012年3月19日月曜日

CADtoolsでどんなことができるのか?


CADtoolsは寸法線を自動・手動で簡単に作成したり。縮尺設定を書類全体またはレイヤー毎に設定したりと、AdobeIllustratorにアドオンすることによって、使いなれた環境そのままにCAD機能を付加するとこができ、図面作成・テクニカルイラスト製作時間を大幅に短縮することができます。

CADtoolsって?

CADtoolsは、hot door社(米国カリフォルニア州)が、開発しているAdobe Illustrator 用のプラグインソフトウェアです。Adobe Illustratorにインストールすると、9つのパネルと67の作図ツールが使用可能になり、Adobe Illustratorで、簡単に図面が作成できます。1997年にバージョン1がリリースされ、最新版はバージョン7です。(2011年11月29日現在)
日本では、主に屋外広告、店舗デザイン、建築設計、工業デザインを手掛ける企業やデザイナーが、縮尺を必要とする図面の作成や、寸法線を作成するために使用しています。また、特許事務所などにも導入されています。
CADtoolsを導入する最大のメリットは、新たにCADソフトを導入・習得することなく、使い慣れたAdobe Illustratorで、簡単に図面が作成できることです。

CADtools 7J Windows版、Mac版共に¥34,440(税込)
購入サイト
評価版ダウンロードサイト